昨年、韓国人の夫と結婚し、韓国に移住しました。
移住に際し、結婚移民ビザ(F6ビザ)の取得をしたのですが、手続きが複雑でとても大変でした。
どなたかの役に立てばと、手続きについてまとめてみました。
はじめに
韓国人と結婚し、韓国に住むことになったとき。
最初に行うのが結婚移民ビザ(F-6ビザ)の申請です。
婚姻届を出して法的に配偶者になったからといって、無条件で韓国に住めるようになるわけではありません。
外国人が外国に滞在する場合、必ずビザ(=在留許可証)が必要です。
日本人が韓国に滞在する場合は、90日以内であればビザは不要ですが、90日以上滞在する場合は、ビザを申請しなければ不法滞在になってしまいます。
ビザの種類は、滞在の目的によって異なりますが、韓国人と結婚して韓国に滞在する場合は、結婚移民ビザ(通称F-6ビザ)を申請、取得することになります。
さらに、数年前に結婚移民ビザは発給要件が厳しくなったことで、より多くの書類を用意しなければならなくなりました。
ブログに情報を残すことで、これからビザを申請する方のお役に立てたらうれしいです。
注意点
F-6ビザの申請の前提として、婚姻届を提出する必要がありますが、
私の場合、日本で先に婚姻届を提出し、次に韓国で婚姻届を提出しました。
逆の場合(韓国が先、日本が後の場合)は、手続きに必要な書類などが異なりますので、ご注意ください。
ビザ取得までのステップ
▼各手続に必要な書類や詳しい手続きの方法は、リンク先からご確認ください。
日韓夫婦の結婚手続き①日本で婚姻届を提出しよう - 韓国ソウル 暮らしノート
日韓夫婦の結婚手続き②韓国で婚姻届を提出 - 韓国ソウル 暮らしノート
日韓夫婦の結婚手続き③韓国領事館で結婚移民(F-6)ビザ申請 - 韓国ソウル 暮らしノート
日韓夫婦の結婚手続き④出入国管理事務所で外国人登録 - 韓国ソウル 暮らしノート
▼こちらは補足的な内容です。上のリンクとあわせてごらんください。
日韓夫婦の結婚手続き⑤TOPIKと出入国管理局の予約での失敗談 - 韓国ソウル 暮らしノート
日韓夫婦の結婚手続き⑥婚姻届に必要な書類の翻訳フォーマットまとめ - 韓国ソウル 暮らしノート
韓国には住まないけど韓国人と結婚する場合
その場合は、ステップ①、②のみ行えば大丈夫です。
ビザ申請にかかった時間
日本で婚姻届を提出(2018年11月初旬)
韓国で婚姻届を提出(11月下旬)
日本にある韓国領事館でビザ申請(12月中旬)
韓国にある出入国管理事務所で外国人登録手続き(12月末)
外国人登録証受け取り(1月半ば)
ということで、日本で婚姻届を出してから、外国人登録証を受け取るまでに2か月半かかりました。
私の場合は、引っ越しのタイミングなどもあり上のようなスケジュールで行いましたが、急いでいる場合は、もう少し間隔をつめることもできると思います。
領事館で、書類を提出してから、ビザの受け取りまでは2日かかりました。とてもスピーディーでした。
ビザ申請にかかったお金
日本の戸籍謄本の発行手数料 450円(+往復郵送費 数百円)×2回
日本の婚姻届受理証明書の発行手数料 350円
※手数料は自治体によって異なります。
- 韓国の所得金額証明 数千W(+送料数千W)
ビザ申請の際に夫が用意したものです。詳細な金額は覚えていないそうなのですが日本円にして数百円だったようです。
TOPIK II 受験料 4,000円
外国人登録証登録時の手数料6万W(+郵送手数料3千W)
全体で15,000円しないくらいでした。TOPIKを受験しない方は、もう少し安くすみますね。
領事館でビザ申請する際も、申請手数料は一切かかりません。良心的です(国によっては多額の手数料が発生するそうです)。
日本の証明書は発行手数料がかかりますが、韓国の証明書は、住民センターなどの無人発行機で即日発行でき、いまのところは発行手数料が無料だそうです(現在は手数料サービス期間だそうで、今後有料化される予定のようです)。