今日は都内にある韓国書籍専門店を紹介します。
今、韓国文学が熱い!
「82年生まれ キム・ジヨン」を知る
「82年生まれ キム・ジヨン」を知ったのは去年の暮れごろ。
夫や義母に、今韓国で流行っている小説として教えてもらったのです。
どうやら男尊女卑社会で抑圧されてきた女性の話とのこと。
そのときは、「ふーん、変わったタイトルだな」と思って終わってしまったのですが、年があけて、何人かの友人から立て続けに連絡がありました。
日本でも話題
「キム・ジヨン読んだよ~」「今韓国のフェミニズム文学が熱いよね!」と、おもしろいことに同時期に別々の友人から連絡がきたのです。
新聞やメディア等でもとりあげられているとのこと。
そこでようやく、韓国文学が日本でちょっとした流行になっていることを知ったのでした。
「キム・ジヨン」をはじめとして、日本語で読める韓国の書籍が増えているようです。
おりしも、都内に韓国書籍専門店があると知り、先日一時帰国の際に行ってみましたので、レポートしてみたいと思います。
チェッコリ
今回行ってみたのは、神保町にあるチェッコリさんです。
神保町駅A5・A7出口から徒歩1分。
古本屋や飲食店のひしめくビル街の一室にあります。
お店はビルの3階にあり、ちょっと入りづらい雰囲気ですが、勇気を出して扉を開けると。
「クモンカゲ」というエッセイ画集のイラストが展示されていました。
あたたかみのある素敵なイラストに迎えられ、店内へ。
店内の様子
暖色系の照明と、木を基調としたインテリアは、どちらかというと本屋ではなくてカフェという雰囲気。
後述しますが、店内にはカフェスペースがあって、実際にお茶も飲めるようになっています。
壁一面は本棚になっていて、本がぎっしり詰め込まれているのですが、不思議とあまり圧迫感がなく、落ち着く空間になっていました。
店内には、韓国語の本と、韓国語の本の日本語訳書、どちらも置いてありました。
日本語版と韓国語版とが並べて置いてある本も。
韓国語学習書も充実していました。
韓国語学習を本格的に始めることになってから、学習書を書店で探してまわったのですが、なかなか一般の書店だと種類がないのですよね。
特に中級以降の学習書となると、ほとんど選べず、レビューを参考にネットで書籍を買ったことも。
こちらなら、いろいろな学習書を実際に見て比べながら買えて、とても良いと思いました。
話題のフェミニズム関係の本
話題のフェミニズム関係の本も、目立つところにばっちり置かれていました。
韓国の書籍って、装丁がおしゃれなものが多い気がして、表紙を眺めているだけでも楽しいです。
雑貨コーナー
少しですが、雑貨も置いてありました。こちらはピンバッジです。
カフェスペースで韓国伝統茶を
少し疲れていたので、ついでにお茶も飲んでゆっくりしてきました。
お客さんが多かったのでカフェスペースの写真は撮れませんでしたが、10席前後はあったように思います。
この日は五味子(オミジャ)茶をいただきました。3月でしたが、アイスで涼しく。
韓国のお菓子もありました。おなかがすいていたら、食べたかったな。
まとめ:韓国好きなら一度行ってみて!
小さな書店ですが、ひたすら韓国に関係する書籍が集められているので、とにかく濃度が濃い空間でした。
店舗が都内に一店というところが本当に惜しいのですが、韓国語学習者や、韓国文学に興味のある方は楽しめること間違いなしです。
お近くにお立ち寄りの際はぜひ行ってみてください。
イベントが多いようなので、行く前にイベントの時間にかぶっていないかチェックすることをおすすめします。
詳細は下記公式サイトからどうぞ。
CHEKCCORI(チェッコリ) - ~韓国の本とちょっとしたカフェ~
購入したもの
▼私が今回購入した本はこちら他学習書数冊。
これはというものがあれば記事にしたいと思います。