今日はカンジャンケジャンの美味しいお店を紹介します。
진미식당(真味食堂/ジンミシクタン)
カンジャンケジャンは日本人の方の中でも人気が高い料理ですよね。
私も大好きな韓国料理の一つですが、麻浦にある真味食堂のケジャンがとても美味しいと聞いて、行ってみました。
韓国人夫によると、現地人の間でもプロカンジャンケジャンと並んで美味しいと話題に上ることが多い有名店のようです。
予約がとれないことでも有名とのことでしたので、事前に電話予約しました。
電話をしてみると、なんと、土日は3か月先まで予約がいっぱいとのこと。
運よく、平日であれば1週間後の17時(なんとも微妙な時間ですが仕方ない…)があいているとのことでしたので、その日程で予約をしました。
いざお店へ!
大通りを一本入ったところにあるお店の外観はこんな感じです。
店内に入ると予約があるか確認をされ、名前を伝えると席に案内されました。
メニューは、38,000W(1人分)のカンジャンケジャンのみ。
お店の方に「食事ですか?」と聞かれて、そうです~と答えて終了。メニュー表もありませんでした。
(夫曰く、お酒を飲む場合はつまみっぽいスタイルで出てくるのは?とのことでしたが詳細は不明…)
予約時間の17時より少し前に行ったため、入店時お客さんはいませんでしたが、その後どんどん予約客が入ってきてあっといまに満席に。
店内の壁には有名人のサインや雑誌で紹介された際の切り抜きなどがびっしり。
ムンジェインのサインも。
ケジャン登場!
そうこうしているうちにバンチャン(おかず)とケジャンがやってきました。
こちらのお店、おかずのレベルも高いです。
キムチも美味しかったです。
下の写真で奥に写っているタコの塩辛が絶品なので、ぜひごはんと一緒にどうぞ!
ケジャンのようす。
見れば見るほどおいしそうです。
さっそく、いただきます。
席にビニール手袋が置いてあるのがありがたい。
こ、これは…!
美味しすぎる!!
なにより、臭みが全くない。
ケジャンは、生のワタリガニを醤油につけたものなので、やはり多かれ少なかれ臭みはあるものですが、ここのは全く臭みがありません。
また、他のお店に比べて味付けが薄めであっさりとしているので、薄味好みの私にはかなりヒットでした。
場所によっては、ごはんと一緒に食べないとちょっとつらいな、という濃いめの味付けのお店もあります。
こちらのケジャンは、単体で食べても、ご飯と一緒に食べても美味しいバランスの良い塩気でした。
ケジャンの食べ方
おなかの部分は、ぐっと指で押すと身が出てきますのでそれを食べます。
ここのはもともと小さめにカットされているので食べやすいです。
殻側に残った身や、足の部分は、ちょっとお行儀悪いですが、吸って食べます。
デートやあまり親しくない人と行くのは気が引けますね。
甲羅の部分は絶対!ごはんと一緒に食べましょう。
甲羅にはかに味噌がたくさんつまっています。
意外と味噌がしつこく甲羅にくっついているので、お箸で(スプーンよりお箸!)味噌をはがします。甲羅の左右の尖っている部分にも味噌が詰まっているのでしっかりと。
ご飯を入れて混ぜます。
食べます。
もう、天国です。
そのまま食べえてもいいですし、おすすめはカムテ(海苔の一種)と一緒に食べること。
上の写真の手前右にある海苔のようなものがカムテです。
かに味噌ご飯をカムテに乗せて食べると、また絶品なんです。
ごはん+タコの塩辛+カムテも美味しいです。
あと、意外にも美味しかったのがこちらのテンジャンクッ(味噌汁)。
さっぱりした味で箸休めにちょうどよかったです。
予約は必須!
冒頭でもお話しましたが、こちらのお店は予約なしでは入れません。
さらに、土日はかなり先まで予約でうまっているので、週末に来店予定の方はなるべく早い予約をおすすめします。
私が行った際も、予約の電話がひっきりなしになり、予約しないで来たお客さんが入店を断られていました。
韓国語ができる方は電話予約をしてくださいね。
▼お店公式サイト(韓国語)
コネストさんで予約代行サービスがあるようなので、ご自身での予約が難しい方はこちらを使うのもよさそうです。
▼コネストホームページへ
真味食堂|汝矣島・永登浦・麻浦(ソウル)のグルメ・レストラン|韓国旅行「コネスト」
まとめ:ケジャン好きはぜひ!
噂にたがわぬ美味しいお店でした。
一人38,000Wしますので、韓国料理としてはかなり高級な部類に入りますが、また食べに行きたいです。
진미식당(真味食堂)
ソウル特別市 麻浦区 孔徳洞 105-127
(서울특별시 마포구 공덕동 105-127)
12:00~20:00(ブレイクタイム 15:30~17:00)
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