韓国移住にあたり、日本で予防接種を受けました。
自分の記録も兼ねて、受けた予防接種や注意点を記事にしてみました。
- 海外に住むなら受けておきたい予防接種
- 韓国に住む場合に、推奨されている予防接種
- A型肝炎
- B型肝炎
- 風疹
- 予防接種はどこで受けられる?
- 予防接種ワクチンを打つ場合の注意点
- まとめ:海外生活を安心に快適に送るために
海外に住むなら受けておきたい予防接種
旅行、駐在などで海外に住む場合に、受けておきたいのが予防接種。
渡航先が都会であっても、日本ではかかることのない病気にかかる可能性がありますので、滞在先にあわせた予防接種を受けておく必要があります。
予防接種の種類によっては、間隔をあけて複数回のワクチン接種が必要になるものもありますので、渡航直前にあわてないように、計画的に予防接種を受けたいですね。
今回の記事を書くにあたり、品川イーストクリニックトラベルクリニックのサイトを参考にしました。
▼詳しい情報は、こちらをご覧ください。
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韓国に住む場合に、推奨されている予防接種
・A型肝炎
・B型肝炎
・日本脳炎
・腸チフス
・狂犬病
・そのほか、 ルーティーンの予防接種(MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪)、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、ポリオなど)
私は、A型肝炎とB型肝炎の予防接種を受けることにしました。また、渡航ぎりぎりになりましたが風疹の予防接種も受けました。
渡航先の環境や、職業、どんな人と会うかによって必要な予防接種が変わってきますので、ご自身にあわせてどの予防接種が必要なのかご検討くださいね。
▼詳しくはこちらをご覧ください
A型肝炎
A型肝炎が推奨される人
A型肝炎ウイルスは経口感染(飲食物を摂取することで感染)しますので、汚染された水や氷、甲殻類、汚染された水で洗われた果物や野菜(サラダ)を生で食べないように注意する必要があります。途上国への一般的な旅行、宿泊施設、食品の消費においても感染する可能性がありますので、ウイルス性A型肝炎に感染する可能性のある国へ旅行する方は接種をお勧めいたします。
引用元:品川イーストクリニック
韓国では、同じ皿や鍋から食べ物をとることが多く、経口感染するA型肝炎ウイルスが感染しやすいと聞き、予防接種を受けることにしました。
A型肝炎の予防接種の間隔や回数は?
私は、国産の「エイムゲン」というワクチンを受けました。
接種回数 | 2回目接種タイミング | 3回目接種タイミング | 参考費用 |
---|---|---|---|
3回 | 1回目+2~4週間後 | 1回目+6ヶ月~2年後 | 7,000円/回(保険適用外) |
※費用は医療機関によって異なります。参考までにご覧ください。
私の通った病院の医師によると、2回接種した時点で抗体はつくが、3回接種したほうが確実とのことでした。
最短のスケジュールでも、初回の接種から6か月かかるので、早めに受けておきたいですね。
B型肝炎
B型肝炎が推奨される人
HBVウイルスに感染する危険性(高~中間)がある国へ行く旅行者と仕事で行く未接種の方へお勧め。特に流動的に血液や体液に接触する可能性のある方、現地の方と性的接触のある方、医療的治療(例えば、事故・歯科治療)を受ける可能性のある方。
引用元:品川イーストクリニック
B型肝炎の予防接種の間隔や回数は?
私は、国産の「ビームゲン」というワクチンを受けました。
接種回数 | 2回目接種タイミング | 3回目接種タイミング | 参考費用 |
---|---|---|---|
3回 | 1回目+4週間後 | 1回目+5~6ヶ月後 | 5,000円/回(保険適用外) |
※費用は医療機関によって異なります。参考までにご覧ください。
同様に、初回から最短でも5か月の期間が必要です。
風疹
私が韓国に引っ越す直前、風疹が流行っておりニュースになっていました。
日本では、定期予防接種に指定されている風疹ワクチンですが、ご存知の通り、年齢によって公費負担で風疹ワクチンを受けることができた回数が異なり、抗体がない人も多いようです。
風疹ワクチンを接種する回数
風疹ワクチンは、合計2回摂取すれば抗体ができるようです。
私の年齢では、1回は必ずワクチン接種をしているはずですが、2回目を打ったのかどうか、母子手帳を確認しても定かでなかったので、念のためにワクチンを打つことにしました。
▼もっと詳しく知りたい方はこちらへ
【風しん流行】風しんワクチンを2回接種していますか こどもとおとなのワクチンサイト
自治体の風疹事業対策を利用して、予防接種を受けた
私の住んでいた自治体では風疹事業対策を行っており、無料で抗体検査が受けられ、比較的安価に予防接種も受けられたので受けてきました。
私は、渡航ぎりぎりだったのと、病院で、「ワクチンが不足しているので、早く予防接種を受けたほうが良い」と勧められたため、抗体検査は受けずに予防接種を打ちました。
風疹は、妊娠初期の女性に感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風疹症候群)子どもが産まれる可能性があります。
女性の場合は、自分のためもありますが、男女問わず予防接種をうけることで、間接的に妊娠中の女性に風疹をうつしてしまう可能性も減らすことができます。
風疹はとくに海外渡航に関係なく気にしておきたい病気ですので、知らなかったという方はご自身の接種履歴を確認してみてくださいね。
予防接種はどこで受けられる?
▼厚生労働省のサイトで検索ができます。
受けたい予防接種を実施しているお近くの医療機関を検索してみてください。
ただ、上のサイトだと掲載されている医療機関が少ないです。
▼「病院なび」で探すと医療機関数が多いのでこちらもおすすめです。
予防接種ワクチンを打つ場合の注意点
抗体がつくまでに間隔をあけて複数回受けなければいけない場合がある
上でもお話しましたが、接種するワクチンによっては、複数回、間隔をあけて接種する必要があります。
渡航前に、計画的に受けておきたいですね。
同じ日に複数のワクチンを打てない場合がある
私が通っていた病院では、複数種類の予防接種を受けたい場合は、同じ日にはワクチンは打てず、最低でも1週間の間隔をあける必要があると言われました。
受ける予防接種の種類、医療機関によって異なる可能性がありますので、詳しくは接種予定の医療機関にお尋ねください。
まとめ:海外生活を安心に快適に送るために
海外生活を快適に送るために、予防接種は計画的に受けておきたいですね。
費用や接種間隔など詳しいことは、医療機関にお問い合わせくださいね。