もう涼しくなってきてしまって季節外れになりつつありますが、韓国のマンションのエアコン事情がびっくりだったので、記録しておきたいと思います。
新居に引っ越してほぼ1年、やっとエアコンを購入
我が家のマンションは3LDKの間取りですが、エアコンが1台しかなく、それを寝室に設置していました。
このエアコンは、結婚前に夫が一人暮らしをしていた家で使っていたものです。
夫が現在のマンションに引っ越してきたのが去年の夏の終わりで、私が秋に合流。
リビングに置くエアコンは、次の夏に買おうと決めていました。
今年の夏になり、エアコンを検討することになりましたが、夫が「うちのマンションの場合は2in1タイプのエアコンを買う必要がある」と言い出しました。
2in1タイプとは?
トゥーインワンと読みます。
2in1とは、エアコン2つに対して、室外機が一つですむシステムのことだそうです。
うちのマンションの場合、もともと2in1のエアコンを使うことを前提に設計されているため、エアコンも2in1対応のエアコンを買う必要があるというのです。
実際に、居間と寝室にそれぞれエアコンを設置するためのスペースと、室外機を置く専用の部屋(ごく小さなベランダのような感じです)が用意されています。
この指定の場所にエアコンを設置すれば、2つのエアコンから、空気が壁の中の配管を通って1つの室外機に排出されるという仕組みになっているそうです。
というわけで、2in1システムに対応した、2つのエアコンと1つの室外機のセットを購入することになりました。
価格が高すぎる
そこでLGの路面店にエアコンの下見に行きました。
びっくりしたのが、価格。
ほとんどの製品が300万W(30万円ほど)以上と、超高額だったんです。
安いもでも200万W(20万円ほど)を下るものはありませんでした。
悲しい気持ちで店舗を後にしました。あとで調べたところ、LGだけが特別高いというわけではなくそのくらいが相場のようでした。
まぁ、エアコン2台分と考えれば決して安くはないことはわかるけど、30万円って…。
その後、ネットでいろいろと検索し、Carrierというアメリカのメーカーのエアコンを購入することにしました。
設置費も込みで220万Wほど(うち設置費が60万Wも…)におさまりました。
エアコンがうちに来た
設置の日は私は外出しており、夫が立ち会ったのですが、数時間かかるかなり大変な作業だったそう。
そうして取り付けられたエアコンですが、まず居間のエアコンはこちら。
高さが180cmほどとかなり大型です。最初は大きすぎてびっくりしましたが、すぐ慣れました。
うちの居間の広さに対応するエアコンは、韓国ではこのような縦型タイプしかないそうです。
日本ではこのタイプの家庭用エアコンは見たことがありませんでしたが、義父母の家もそうですし、先日友人宅に遊びに行ったときもこの縦型タイプを使っていたので、特別珍しいものではないようです。
寝室はこちらの壁掛けタイプ。
特に何の変哲もありませんが、壁の中に配管があるので、
パイプ&コンセントがないんです。見た目がすっきりして、かなり嬉しいです。
ちなみに、夫が一人暮らしの家から持ってきたエアコンは2in1対応ではなく、延長コードを使って無理やり電源を供給していたので、かなり見苦しい状態でした。
エアコンのある暮らしに感謝
稼働してみると、かなりのパワフルさ。すぐに涼しくなります。
7月半ばまでは窓を開けるだけで涼しい風が通る日もありましたが、8月に入ってからはエアコンなしでは過ごせない暑い日が続き、エアコンたちがかなり活躍してくれました。
ただ2台とも稼働させると電気代が大変なことになりそうなので、使うほうを稼働させ、夫ともなるべく一つの部屋で過ごすように協力したりしていました。
最近はまた朝晩が涼しくなってきて、これを書いている8月末日の今日も、エアコンをつけなくても涼しい夜です。
また来年も大活躍してくれることでしょう。
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