本記事で紹介している、企画展「I draw」は終了しました。
最新の企画展は、Dミュージアムの公式HP(http://www.daelimmuseum.org/dmuseum/index.do)をご確認ください。
企画展が開催されていない期間は、閉館となりますのでご注意ください。
今日は漢南洞の美術館、Dミュージアムをご紹介します。
すこし前になりますが、授業終わりの午後の時間を利用してずっと気になっていた美術館に行ってみました。
Dミュージアム
Dミュージアムでは、現代のアーティストの作品が中心に展示されています。
「現代アート」と言うと難しい印象がありますが、色彩のきれいなものや、ポップなもの、親しみやすいテーマの作品が中心に展示されているので、「美術館はちょっと苦手」という人も楽しめる展示が多いです。
年に数回企画展を行っており、この時は「I draw」という企画展がやっていました。
写真撮影が可能
そしてこの美術館のポイントは、写真撮影が可能なこと。
美術館は写真撮影が禁止されているところが多いですよね。あっても、一部フォトスポットがあるだけとか。
ここは全館写真撮影可能で、しかも写真映えする展示物が多いので、写真目当てで来る人も多いだろうなと思いました。
客層も若い人がほとんどでした。
いざ美術館へ
地下鉄の駅から遠いので、バスで行きました。
入口からしてスタイリッシュでした。そもそも、この地域の漢南洞が高級住宅地なので、通りや周りの建物も心なしか洗練されているような気が…。
外のチケットブースで大人一枚(12,000W)を払い早速入場します。
会員になると割引になるようで、呼び込みをしていましたが、とりあえず今回は会員にはならずに入場することにしました。
チケットを切ってもらうときに、スタッフに「中にトイレがないため、必要があれば入口のトイレを利用する」、「ペットボトルの持ち込みは可能だが、中では飲めない」ということを伝えられました。
入口にコインロッカーもあったので、荷物が多い場合は預けても良いですね。
展示内容
年に数回企画展が行われており、展示内容は時期により変わるようです。
展示室のつくりも凝っていて、空間全体が一つの作品、という風に感じました。壁がおしゃれです。
韓国人のアーティストだけでなく、日本を含む外国のアーティストの作品も多く展示されていました。
韓国の人も桜好きですよね。
階段にも展示が!
打って変わって、近未来っぽい部屋と作品。
こちらは木のぬくもりがあたたかい部屋。絵本のようなストーリーのある作品が展示されていました。
それぞれの展示室にテーマがあり、次はどんな部屋だろう?と奥に進むのが楽しみでした。
音楽が流れている部屋、香りのある部屋、実際にさわれる展示物もあり、まさに五感で楽しむ美術館だなと思いました。
また別の時期に行ってみたいと思います!
売店もおしゃれ
私が美術館に行くとき楽しみにしていることのひとつがミュージアムショップを見ることなんです。
期待通り、かなりおしゃれなミュージアムショップでした。
アイスの自販機もフォトジェニック!
ミュージアムカフェもあったのですが、時間の関係で行けず、残念でした。
混み具合
休日は込み合うだろうと思い、平日の朝11時ごろに行ったのですが、思った通り空いていました。
最初のほうの展示ではかなり人が多かったのですが、奥に進むにつれてどんどん人がいなくなり、最後のほうの展示では貸切状態に!
全館写真撮影可能で、きれいな写真が撮れる場所がたくさんあるので、ゆっくり写真を撮りたいという方も平日がおすすめです。
行き方
最寄り駅は 地下鉄3号線玉水(オクス、옥수)駅と6号線漢江鎮(ハンガンジン、한강진)駅ですが、どちらの駅からも歩きだと遠いので、駅からバスかタクシーをおすすめします。
また、バスの場合は漢江鎮駅からのほうが美術館の近くまで行けます(110B番バス)。
韓国のバスは運転が粗くて少し危ないのと、乗り降りにコツがいるので、慣れていない方はタクシーに乗るのが安全かなと思います。
バス乗車の際はカカオマップの利用がおすすめです。
Dミュージアム(디뮤지엄)
ソウル特別市 龍山区 読書堂路29キル 5-6, F棟
(서울특별시 용산구 독서당로29길 5-6, F동)
▼後日、姉妹美術館にも行ってきました