夏に訪れたDミュージアムがとても気に入ったので、大林美術館にも常々行きたいと思っていました。
Dミュージアムと大林美術館は、どちらも大林グループの文化財団によって設立されたいわば兄弟美術館。
どちらの美術館も、年に数回の企画展を行っており、現代アーティストの作品を多く展示しています。
大林美術館の企画展「SERIOUS FUN」がもうすぐ終了してしまうということで、急いで展示を見に行ってきました。
大林美術館/대림미술관
大林美術館の地下鉄最寄り駅は景福宮駅。景福宮はもちろん、仁寺洞も徒歩圏内ですので、観光のついでに寄ることも可能です。
景福宮駅を出て、にぎやかな大通りから一本わき道に入るとさっきまでの喧騒はどこへやら、とたんに閑静な通りに入ります。
美術館の前の壁はポスター風のおしゃれなデザインになっています。
反対側の壁は、今回の企画展にあわせたデザインになっていました。ここで記念撮影をする人も。
チケット購入・オンラインメンバーについて
まずチケットを買いますが、美術館本館の目の前にチケット売り場兼カフェがあります。
HPでオンラインメンバーに登録すると、チケットが20%オフになるとのことで、事前に登録してから行きました。
オンラインメンバーの登録には、韓国の携帯電話での認証が必要です。登録自体は無料なので、韓国在住の方などは大林美術館のHPからぜひ登録してみてください。
トップページから、「ONLINE MEMBER」のリンクをクリックして、案内の通りに登録し、アプリをダウンロードすればOKです。他に、「D MEMBERS CARD」という有料の会員サービスもありますのでお間違いなく。
チケット売り場でオンラインメンバー登録した旨を伝え、アプリのバーコードを見せたら割引してもらえました。
チケットは大人料金が通常10,000Wのところ、8,000Wで購入できました。
美術館入口はこちら。
写真撮影が可能
大林美術館の特徴、それは写真撮影OKというところ。美術館では珍しいですよね。
スタッフの方に伺ったところ、写真はOKだが、動画はNGとのことでしたのでご注意くださいね。
展示
今回の企画展「SERIOUS FUN」は、スペインのデザイナーJaime Hayon氏の展示。
オブジェ、家具、イラスト、音、香り…。空間を利用した様々なアプローチでわくわくさせてくれる素敵な展示でした。
美術館1階がミュージアムショップと化粧室、2~4階が展示室になっていました。まずは2階から観覧し、上の階へ進んでいきます。
階段も今回の企画展にあわせた遊び心のあるデザインになっています。
2~4階が展示室なのですが、1フロアはかなり小さめ。Dミュージアムに比べるとかなり手狭と感じました。
Dミュージアムの展示がたくさんのアーティストの作品を少しずつ見るスタイルだったのに対し、今回の大林美術館の展示では一つのアーティストに絞った展示だったので、世界観にぞんぶんに浸れる内容になっているのはとても良いなと思いました。
ミュージアムショップ
美術館のお楽しみ、ミュージアムショップ。
Dミュージアムもそうでしたが、ここの美術館もおしゃれグッズがたくさん売っています。
今回の企画展にあわせたグッズも。カラフルな作品が多かったので、グッズ映えしますね。
ミュージアムショップを出ると出口です。路地を進むと、すぐに景福宮の外壁が。
混み具合・所要時間
平日の11時ごろに行きましたが、比較的空いていました。
到着直後、学生の集団がミュージアムショップにいて、かなり騒々しかったのですが、集団が帰ったあとはお客さんも少なめで、ゆっくり展示を見ることができました。
展示スペースがそこまで広くないので、30分もあればすべての展示を見ることができると思います。観光の途中にさくっと組み込むことも可能と思いました。
大林美術館への行き方・アクセス・営業時間
地下鉄最寄駅は3号線景福宮(경복궁)駅。3番出口を出てすぐです。
景福宮はもちろん、鍾路、仁寺洞なども徒歩圏内なので、観光のついでに見に行くのもおすすめです。
月曜日は休館です。最新情報はHPからご確認ください。
大林美術館/대림미술관
서울특별시 종로구 자하문로4길 21
火、水、金、日 10:00AM - 7:00PM
木、土 10:00AM - 8:00PM
http://www.daelimmuseum.org/index.do
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