現在韓国に住んでいる私。普段はもちろん韓国で買えるものを使って生活していますが、やっぱり日本の食品も食べたいし、化粧品など日本のものを使いたいと思うことも多々あります。
日本でしか買えないものは一時帰国の時にまとめ買いをしていますが、今回どうしても欲しいものがあり、Amazonの海外配送を利用して、日本のAmazonから商品を購入してみました。
注文のしかたから届いた日数、使ってみた感想などをレポートしてみたいと思います。
海外配送、Amazonがおすすめな理由
日本のサイトを使って韓国へ配送できるサイトは様々ありますが、個人的にはAmazonがおすすめです。
理由は…
●購入手順がわかりやすい(日本で買い物するのと同じ手順で購入できる)
●注文確定前に送料がわかる
●送料が安め
●消費税が免税される
同じくEC大手の楽天でも、楽天グローバルエクスプレスというサービスがあり、海外配送も可能なのですが、手続きがやや複雑です。
さらに、購入するまで送料がいくらになるのかわからず、不安感があります。
一方、Amazonでは、特別な手続きをふまなくても、届け先の住所として海外の住所を登録するだけで、ほぼ日本で買い物をするのと同じ感覚で海外配送を利用することができます。
送料は、重さや商品のカテゴリによって金額が変わります。
Amazon海外通販の注文の仕方
それでは、実際に海外通販の流れをご説明していきます。
①住所を登録
実際に買い物をする前に、住所を登録しておくとスムーズです。
スマホの場合:
トップページ→左上のメニューバー(三本線のボタン)→アカウント→新しいお届け先の追加
PCの場合:
トップページ→アカウント&リスト→アカウントサービス→アドレス帳→新しい住所を追加
下のような住所入力画面が出ますので、一番上の国名のプルダウンから自分の国を選択し、届け先の住所を英文で記入していきます。
エアメールや宅配便を出す場合と同じような、通り→区→市という日本と逆の順番の書き方で書いていきます。
★個人通関番号をお持ちの方は、(追記)個人通関番号についてもご覧ください。
②登録した住所を「既定の住所」に設定
海外に在住の方で、これからもその住所を使うということでしたら、登録した住所を「既定の住所」に設定しておくことをおすすめします。
スマホの場合:
トップページ→左上のメニューバー(三本線のボタン)→アカウント→1-Click設定→先ほど登録した住所を「既定の設定にする」
PCの場合:
トップページ→アカウント&リスト→アカウントサービス→アドレス帳→先ほど登録した住所を「既定の住所に設定」
③商品を検索
この後は、いつも通り買いたい商品を検索します。
②で海外の住所を既定の住所に設定しておくと、商品ページでその住所に配送可能かどうか確認することができます。
指定の住所に配送ができない場合:
指定の住所に配送ができる場合は、配達までの日数の目安も知ることができます。
また、最初から配送が可能な商品だけを絞り込んで検索することもできます。
まず、商品を検索し、右上の「絞り込み」をクリック。
「海外配送」オプションをクリック
「配送対象」にチェックを入れる
この手順で、配送可能な商品を絞り込むことができます。
④欲しいものをカートに入れて決済へ
この後はいつも通り買うものをカートに入れて、決済に進めばOKです。
韓国の場合、配送オプションを2種類から選ぶことができました。
プレミアムの場合は追加料金がかかります。
私は特に急いでいなかったので、エコノミーにしました。
注文確定前に送料が表示されるので、確認しておきましょう。
注文を確定させて、終了。日本で買い物をするのとほぼ変わらない手順で注文が完了しました。
何日で荷物が届く?トラッキング詳細
注文確定後に来る「ご注文の確認」メールによると、配達まで10日かかるとのことでした。
予約確認メールか、Amazonのウェブサイトから、荷物のトラッキングを確認できます。
実際のトラッキングがこちら。一番下が出荷、一番上が配達となっているので、下から上へ向かって読んでください。
8/16に注文し、その5日後、8/21に荷物が到着しました。
出荷日の8/18日からカウントすると、3日で届いた計算ですね。
なんと注文から5日という早さで自宅に届きました!注文確認メールには10日と書かれていましたが、その半分の日数で到着しました。
荷物が到着!
こんな感じで、いつものAmazonの箱がやってきました。
若干箱に傷がついていますが、中身は問題なく届きました。
中身もいつものAmazonの梱包という感じで、海外配送だからといって特別丁寧に梱包するといったことはなさそうです。
気になる送料は?
今回の送料は、494円でした。
予想以上にリーズナブルな価格で安心しました。
送料の目安は、以下のページから確認できます。
注文確定の直前の画面まで行くと送料が表示されるので、送料を知りたい場合はとりあえずカートに商品を入れてみて送料を確認するのがいちばん確実かと思います。
関税はどうなっているの?
関税は、選んでいるオプションによって、注文確定時に先払いするか、商品到着時に後払いするかが決まります。
●配送オプションが「AmazonGlobal海外配送」の場合、注文確定時に関税は先払い ●配送オプションが「関税後払い配送」の場合、商品を受け取る際に関税を支払う
※ただし、届け先の国や地域、商品の種類、購入金額等によっては、追加料金がかかる可能性あり。
▼詳しくはこちらをどうぞ
何度かAmazon海外配送を利用していますが、いつも配送オプションは「AmazonGlobal海外配送」(関税先払い)で関税の後払いがあったことはありません。
消費税はかかる?
また、Amazon海外配送の利点のひとつは、消費税が免税となるということ。
▼会計前の段階では消費税込みの価格ですが…
▼注文確定後は消費税抜きの価格になっています。
もちろん送料はかかってしまいますが、日本国内で買って海外に持ち出すよりも手軽で、さらに免税にもなるので利用する価値は大いにあると思います。
個人通関番号について
韓国で個人輸入を行う場合は通常個人通関番号が必要ですが、Amazonは韓国向けのサイトではなく、個人通関番号の記入欄がないため、個人通関番号がなくても買い物をすることができます。
荷物が韓国に入国する前後のタイミングで、税関から、個人情報照会のために情報を追加で入力するようにメッセージが来ますので、メッセージ内のリンクから個人通関番号を入力すればOKです。
▼個人通関番号の取得方法や使用方法はこちら
Amazon海外配送を使ってみて
使ってみての感想は、早い、送料安い、安全に届いた、ということで、大満足です。
消費税も免税になりますし、お得感もあります。
注意したほうが良いと思ったのが、海外配送だからといって特別な梱包はされないということ。
長距離を運搬するわけですから、そのぶん荷物の箱が落下したり、ぶつかったりするリスクも高まりますので、壊れやすいものを注文するのは避けたほうが良いと思いました。
韓国の運送会社は荷物の扱いが若干粗雑なところがあるという事情もあります。
頻繁に使うものではありませんが、日本でしか買えないものを手に入れたいと思うこともしばしばあると思うので、これからもたまに利用していきたいと思います。
▼こちらもどうぞ