今日は先日に引き続き、TOPIKに関する記事です。
今年1月に受験したTOPIK IIですが、無事に目標としていた6級を取得することができました。
今回の記事では、TOPIK対策としてどんな勉強法をしていたかをお話していきたいと思います。
▼韓国でのTOPIK受験レポートはこちらから
TOPIK II 成績
今回の成績はこちらです。
嬉しいことに、읽기で100点を取ることができました。自信がなかった쓰기も、予想以上の点数が出たので、総合点273点を取ることができました。
ちなみに、1年3か月前に受験した際の成績はこちらです。
総合点167点で4級を取得しています。
前回は、韓国の結婚移民ビザ申請時、TOPIKの成績票が必要になり受験しました。私は大学の教養科目で韓国語を勉強したあと、長年ブランク期間があり、このときは大学時代の知識の貯金だけを頼りにほとんど準備せずに臨んだので、時間も足りず、手ごたえは全くありませんでした。
結果的に4級はとれたものの、当時は韓国人と話すのも韓国語を聞くのにもかなり苦労していましたし、6段階中4段階という結果は実力とはかけはなれているという気持ちが強かったです。
今回は点数として出た結果もそうですが、どの科目も時間内に最後まで解くことができ、まぐれでなくしっかり実力を確かめられたという点でも満足しています。
TOPIKに向けて準備したこと
TOPIKにむけて対策を始めたのは試験の1ヶ月半前ほどです。
その前には語学堂などで基本的な韓国語力を磨き、また授業外でも本を読んだりラジオやドラマを見ながら楽しく勉強していました。
TOPIK受験にあたり、準備したことをまとめると以下のような感じです。
日頃の勉強
●学院、語学堂で基礎力を鍛える
●読書やラジオを通してリスニングやリーディングを伸ばす
直前(試験1ヶ月前)
●TOPIK対策本で問題の傾向をつかむ
●쓰기は模擬問題などを使って時間をかけて何度も練習
●時間を計りながら過去問を解いて本番の雰囲気をつかむ
各科目の詳しい勉強法・対策
各科目の対策法については、別記事にしました。
こちらでは、私なりに各科目の分析(といってもよいのか…)をしたものや、TOPIK対策本や過去問を解く以外に役に立った勉強法や、1点でも多くもぎとるために、当日の試験で気を付けたことなどをまとめました!
TOPIKおすすめテキスト
私がTOPIKにむけて本格的に勉強をしはじめたのは試験の1か月半前です。期間は短いですが、この間毎日何かしらTOPIKに関係することをやっていました。
まず最初にTOPIK対策本を買いました。
出版社Hanaさんのツイートで知ったこの本ですが、TOPIK IIの問題の分析がしっかりされており、各問題の傾向をつかむのにとても役立ちました。練習問題もたくさんついています。
問題の解説を含め全編韓国語なので、その点に抵抗のない方にはかなりおすすめです。
また、この本の付録が地味に役立ちました。
各問題に出る単語や表現がまとまった冊子で、単語・表現・慣用句・ことわざなどがリストになっています。
全部覚える時間はなかったので、力を入れて覚えることはしなかったのですが、すきま時間や机に向かう気力のない時にながめたりしていました。
特に、읽기の新聞の見出し問題でよく出てくる表現リストは重宝しました。
過去問&模擬問題に挑戦
テキストを一通り終えるのに1か月ほどかかり、残りの半月は過去問を解いていました。
時間を測りながら本番スタイルで解くというのを全部で3回分やりました。
一日で全科目やると時間もかかるし疲れるので、今日は듣기、明日は읽기というように、一科目ずつ解き、その分間違ったところの確認と分析をしっかりやるようにしていました。
当たり前のことですがこの問題を解いた後の分析が大事で、何回か分の過去問を解くことで自分がよく間違える問題が見えてきます。
本番までの時間が短い場合、短期間で実力そのものを伸ばすのは難しいと思うのですが、こうして自分の弱いところを分析するところで、確実に数点の点数アップは狙えると思います。
私は本番と同じ形で問題を解きたかったので、かじりたてのハングルさんのサイトから過去問をダウンロードして印刷して解きました。
それ以外に、答え合わせを自動でやってくれる「Topik Exam」というアプリもあるので、お好みでこちらも検索してみてください。
また前回TOPIKを受けた後に買った模擬問題の本も家にあったので、こちらも並行してやっていました。過去問は数に限りがあるのでこうした模擬問題の本はありがたいですね。
まとめ
ということで本日はTOPIK II対策の勉強法についてまとめました。
私はTOPIKを次にいつ受けるか分からないので、記憶の確かなうち記事を書こうと思っていたら思いのほかの大長編になってしまいましたが、これからTOPIKを受ける方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございます!ご質問などありましたら、コメント欄やツイッターからいつでもどうぞ。