今日は11月初旬に、複合文化施設であるポアン旅館へ行ったときのことを記事にします。
景福宮の塀沿いをお散歩
目的地は、古い建物をギャラリーとして利用しているというポアン旅館。
鐘路での用事をすませたあと、そこから歩いてポアン旅館へ。景福宮の外の塀沿いの道を歩きます。
個人的に景福宮の塀沿いの道ってとても好きなのですが、そのように思っている方はほかにも大勢いらっしゃるのではないかと思います。
景福宮の東側、西側ともに、美術館などの文化施設やカフェなどが集まっていて、歩いているだけでも楽しいです。
この道はイチョウが植えられていて、このときちょうど見頃になっていました。
写真を撮る人もたくさんいましたよ。
ポアン旅館
ポアン旅館へ到着。
ポアン旅館は1990年代に建てられた旅館で、もともと芸術家たちの長期滞在のための宿舎として利用されていた建物をリニューアルして複合文化施設としてオープンしたもの。
現在のポアン旅館は、昔の建物が保存された展示スペースのある旧館と、カフェ・本屋・ギャラリー・ゲストハウスを有する新館の2つの建物で構成されています。
新館側もれんがづくりの建物が素敵で、この道で記念撮影をしている人が大勢いました。
アートスペース
旧館は、古い建物がそのまま保存されているアートスペース。
入り口には当時の看板がそのまま。
中はかなり古めかしいです。壁紙がはがれていたりと、ちょっとおどろおどろしい雰囲気も。
当時の建物を見せるだけでなく、展示室としても利用されているようで、このときも展示がありました。
階段をのぼると2階へ。
Boan books
旧館2階から、新館2階にある書店Boan booksに移動できます。
大きな窓からの景色が印象的でした。
ギャラリーやカフェで歩き回るわんこは、社長さんの愛犬だそう。
人慣れしていてとってもかわいかったです。
やはりアート系の書籍など、ほかの本屋ではあまり見かけないような本がたくさん置いてあってなかなか面白かったです。
新館の地下にもギャラリーがありました。期間限定で年に数回企画展を行っているそうです。
新館の上階はゲストハウスになっているそうです。こんな場所に泊まってみるのも楽しいかもしません。
カフェでひとやすみ
新館1階はカフェになっています。
雰囲気がとてもよかったのでひとやすみしていくことにしました。
こちらのカフェは、韓国のカフェにしてはめずらしくお茶メニューが充実していました。あまりコーヒーをあまり飲まない私にとっては嬉しかったです。
中国茶などがメインのようでしたが、ルイボスティーを選びました。茶器などもおしゃれですね。
窓際の席で本を読みながらしばし休憩…
贅沢な時間でした。
ポアン旅館までの行き方・営業時間
美術が好きな人、古い建物が好きな人におすすめのスポットです。
アートスペース含め建物の中で見て回れるスペースはそれほど広くないので、サクッと寄れます。
大林美術館(대림미술관)とも近いので、はしごするのもありだと思います。
地下鉄最寄り駅は3号線景福宮(경복궁)駅。4番出口から歩いて5分ほど。
アートスペースなどはすべて無料で入れます。
ポアン旅館/보안여관
서울시 종로구 효자로 33
(アートスペース)12:00~18:00
(カフェ)12:00~22:00
月曜休館
Homepage(韓国語)
※営業時間については展示の内容等により変更になる可能性があります。最新情報を随時ご確認ください。
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