今日は日本のお手軽ジェルネイル、ジェルミーワンシリーズをご紹介します。
お手軽ジェル、ジェルミーワン
昨年日本に帰ったときに買ってきたジェルミーワンシリーズが結構気に入ったので、レビューしたいと思います。
ジェルミーワンは、塗ってライトで硬化するだけの簡単ジェルネイル。
●サンディング、拭き取りなどの作業が不要
●ベースコートやトップコートが不要
●マニキュア用リムーバー(アセトン)でオフできる
●ボトル型なので筆などを別途買う必要がない
●マニキュアより長持ち、仕上がりがきれい
…ということで、ジェルミーワンのポリッシュとLEDライトさえあればすぐにジェルネイルが可能。
ジェルネイルをおうちで簡単にはじめたいという方にぴったりです。
私もかねてよりセルフジェルに興味があったのですが、道具をいろいろとそろえなければいけないのに抵抗がありました。
でも、ジェルミーワンの存在を知ったのと、ohoraのシールを購入したときに、おまけでLEDライトがついてきたのをきっかけに、ジェルネイルに挑戦してみることにしました。
購入色:GM77 テラコッタ/ GM52 ナチュラルピンク/GM14 クリア
購入したのは、
●GM77 テラコッタ
●GM52 ナチュラルピンク
●GM14 クリア
の3色。
このうち、テラコッタが好みど真ん中の色味で、とっても気に入っています。
ナチュラルピンクは、発色が薄すぎてあまり使っていません。
クリアはトップコートとしても使えるのでなにかと重宝しています。
カラー展開
ちなみに、ジェルミーワンは比較的新しいシリーズなので、まだそこまでカラー展開が多くないのですが、個人的にツボな色合いが多いです。
指をきれいに見せてくれそうなベージュ~ピンク系や、くすみ系カラーが充実しているんです。
出典:Gel Me1公式サイト
新色や季節限定カラーもちょいちょい出ているので、いつもインスタで見ては気になってます。
使い方
実際の使い方をご紹介してきます。
❶カラーを塗る
地肌につくと剥がれやすくなるので、なるべく肌についたりはみ出したりしないように。
❷UVランプで60秒硬化する
重ね塗りする時は、一度塗り→硬化→二度塗り→硬化、という風に塗りと硬化を繰り返します。
ただ後述しますが、オフが大変になるので重ね塗りはほどほどに。
手順はこれだけです。めちゃくちゃ簡単です。
通常のジェルやジェルネイルシールと同様ですが、乾かす時間が不要で、硬化さえすればすぐにほかの作業ができるのは本当に楽ですね。
仕上がり
仕上がりはこんな感じ。一度塗り、トップコートなし、晴れの日の昼間に撮影。
テラコッタ、めちゃくちゃきれいな色じゃないですか…?
クリアをトップコート代わりに塗り重ねたこともあるのですが、そこまで劇的な差は無かったのでなくてもいいと思います。
お店でやってもらうジェルネイルよりは厚みが薄いので、ぷっくり感はあまりありませんが、つやはかなり出ます。
このテラコッタの色味が本当に気に入っています。
私はパーソナルカラーがサマーなんですが、オータム系のこの色もそこまで肌がくすまず似合ってくれています。
秋冬に似合う色合いですし、ペディキュアとして足に塗っても映えると思います。
一度塗りでしっかり発色してくれるところも◎(後述しますがこれがかなりポイント)
持ちはどのくらい?12日後の写真
12日後の写真がこちら。そのまま根元が伸びた感じで、ほとんど欠けている部分はありません。
爪先はやはり若干はがれてますね、でも許容範囲内かなと思います。
このときは用事があって12日で落としましたが、もうすこし塗ったままでも過ごせたと思います。
マニキュアよりも確実に持ちは良く、その点はかなり満足です。
オフのしかた・落とし方
オフの仕方は以下の通り。
❶小さく切ったコットンにリムーバーを浸し、爪に貼り付ける
❷小さく切ったアルミホイルで巻いて10分待つ
❸ジェルが浮いてくるので、ウッドスティックやキューティクルプッシャーなどで剥がす
❹ジェルが残っている場合は、❶~❸を繰り返す
オフについてはいろいろ書きたいことがあります。
私にとってジェルミーワンがセルフジェル初体験だったんですが、ジェルのオフってこんなに大変なの…?と思いました…。
特に、初めて使ったときは、アルミホイルを巻いて10分置いてもなかなかジェルが浮いてこず、両手のオフに1時間もかかりました…涙
セルフジェルをふだんしている人からしたらそんなに大変じゃないかもしれないのですが、マニキュア派としてはけっこうびっくりでした…。
ですが!!
後日リムーバーが無くなったので別の種類の新しいリムーバーを買ったら、新しいリムーバーではすんなり浮いてくれたんです!
おそらく、ジェルミーワンと相性のいいリムーバーとそうでないものがあるのだと思います(おそらくアセトンの含有量?)。
心配なのは、爪が痛まないかどうか。
うまくいくとこの写真のようにジェルがふにゃふにゃになってぺろんっと剥がれます。
浮かなかった部分は無理に剥がさず、地道にコットンを巻く→待つ、の作業を繰り返します。
それでも、細かく残ってしまう部分は仕方なくコットンでこすって落としました。
なるべく爪の負担がかからないようにしたかったですが、やはりノーダメージというわけにはいかないですね。
何度か使ってみて正直レビュー
ジェルミーワンを使ってみて全体的な感想はこんな感じ。
良かった点
●トップコート・ベースコートがいらないので短時間で塗り終わる
●サンディングなどの手間や特別な道具がほとんど不要でなので挑戦しやすい
●硬化してしまえばすぐ別の作業ができる
●つやと持ちはかなり満足
微妙な点
●オフはマニキュアよりも大変
●やはり少しは爪が痛む
うまく使いこなすためのヒント
そして、何度か使ってみて気づいたこと、使いこなすためのポイントは以下の通り。
●リムーバーとの相性が重要
最初に使ったときはなかなかオフできませんでしたが、後日リムーバーを新しく買ったら比較的すんなり剥がれてくれるようになりました。
なかなかはがれなくて困っている方は、リムーバーを変えてみるのも手かもしれません。
●重ね塗りするとオフが大変
使ってみて最大の欠点だと思ったのがこの点です。
一般のジェルもおそらくそうだと思いますが、塗り重ねるとオフにものすごく時間がかかります…。
なので、最初から一度塗り前提で色を選ぶといいと思います。
マットなカラーでもシアーなカラーでもどちらでもいいんですが、何度も塗り重ねないときれいに見えない色は買いたくないなと思います(でも店頭では試せないし、ブログやインスタなどのスウォッチを見るしかないというのが辛いところ…)。
簡単にオフするために、はがせるベースコートを使う手も
オフが大変というのは販売側も自認しているところなのでしょう、オフの手間を軽減するために、ジェルミーワン専用のはがせるベースコートが販売されています。
残念ながら私はまだ入手できていないのですが、これを使えばかなりオフが簡単になるのではないかと思っています。
ジェルミーワンとHomeiウィークリージェルとの比較&合わせ技
ジェルミーワンと比較されることが多いHomeiウィークリージェル。
Homeiウィークリージェルは、LEDで硬化するジェルネイル。
使ってみて感じた両者の違いは、次の通り。
ジェルミーワンの特徴
●持ちがいい、ツヤがでる
●オフが大変
Homeiウィークリージェルの特徴
●オフが楽(ピーリングタイプなのでペロッと剥がれる)
●持ちが悪い(2日くらいでとれる)
Homeiウィークリージェルは、オフは簡単なのですが、その分持ちが悪いです(2日くらいでどこかの爪はとれるので、週末だけ手軽にネイルしたい人にはいいと思います)。
そこで、Homeiウィークリージェルとジェルミーワンとを組み合わせたらどうかな?と思い、試してみました。
●HomeiウィークリージェルNE-33 (ロージーブラウン)
●一般のマニキュア(essie 3018 SPARKLE ON TOP、ラメフレーク)
●ジェルミーワン GM14 クリア
を組み合わせてみました。
ベースにHomeiウィークリージェルを、トップコートとしてジェルミーワンを使っています。
トップはジェルミーワンなのでツヤツヤ。
持ちですが、Homeiのみだと2日程度だったのが、ジェルミーワンを重ねると5~7日程度に耐久性がアップ。
また、ベースがHomeiウィークリージェルなので、ペロッと剥がせてオフも楽です。
Homeiウィークリージェルのオフの簡単さと、ジェルミーワンの持ちの良さをうまくいいとこ取りの結果になりました。
ちなみに、Homeiからも専用の長持ちトップコートが出ています。
これ単品では剥がせないということなのでジェルミーワン的な感じなのかもしれませんね。
ただ今のところオンラインのみの販売ということなのでちょっと購入しづらいので、ジェルミーワンのクリアで代用できるんじゃないかと思います。
ジェルミーワンをうまく使いこなすためのポイントをまとめてみると、以下の通りです。
ジェルミーワンをうまく使いこなすためのポイント
●爪を痛めないために、オフは根気強く(コットンパックを繰り返してジェルを浮かせる)
●リムーバーとの相性もあるので、いろいろなリムーバーを試してみる
●重ね塗りしない方がオフが楽(一度塗りで発色するカラーを選ぶと◎)
●ピールオフベースを使うと楽にオフできる
●Homeiウィークリージェルと組み合わせても◎
ジェルミーワンは、ネットで買えるほか、バラエティショップなどでも取り扱いがあります。
欠点もあるものの、長所も多いので、もう少し買い足したいなと思います。
ただ何しろ今は日本に帰国できない&マニキュア類は国際輸送不可なので手に入らず…。
また新しい色を買うことができたり、もっとうまく使いこなす方法がわかったらまた記事を書きたいと思います。
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